銭湯好きの新たな遠征スタイル。走って行く「風呂ラン」が気持ちいい
誰と競争するでもなく、好きな場所を自分のペースで自由気ままに走る『旅ラン』。
例えば行ってみたかった観光スポットまで、交通機関を使わずに走って行ってみましょう。
すると車や電車では出会えなかった景色や人、あるいは隠れた美味しいお店など、さまざまな出会いが待っています。その1つ1つが大切な思い出となり、充実した時間を過ごせるはずです。
もちろん、わざわざ遠くまでランニングに出かける必要はありません。出張先や旅行先を走ってみることはもちろん、自宅から少し遠くまで走ってみるのも良いでしょう。
特にオススメなのが、お風呂施設をゴールにする『風呂ラン』です。
『風呂ラン』とは読んで字の如く、風呂を目的地として走るというもの。私はこれまで、自宅や出張先から数多くの温泉・風呂を走って訪れてきました。
走り終わったら、すぐに汗を流してサッパリ!広いお風呂で足を伸ばせば、自宅近隣ですら旅行気分でランニングを締められます。
もちろん走って疲れた後のお風呂は、つい「あぁ〜」と声を出してしまうほどの極楽気分。湯が全身を包み込み、温かさが染み渡ります。
風呂上がりの一杯だって、走った分だけ美味しさ倍増!運動後だからこそ、罪悪感なく飲食も楽しめるというものでしょう。
ここではそんな『風呂ラン』の楽しみ方やメリットについて、詳しくご紹介します。
今回、目的地として千葉県白井市にある温泉施設『白井の湯』に撮影協力をいただきました。
また、より風呂ランの楽しさを感じて頂くべく、阿部道浩さんが風呂ランを初体験!休日ランニング・ライフを充実される、その最強フローをご覧ください。
見知らぬ道で、景色を楽しみながら走ろう
まずは目的地までのルートを検索。事前に走力に合わせて程よい距離の出発点&ゴール(風呂)を決めておき、走る際にはスマホの地図アプリを活用すると安心です。
以前、感覚だけで走っていたら道に迷い、予定の倍近く走ったことがありました。ただし、走りながらスマホを見るのは危険ですので、走行中の確認はちゃんと立ち止まるようにしましょう。
着替えなど必要なものは、バッグに詰めて出発!基本は歩道ですが、歩道のない道路ではくれぐれも車に注意して。
もちろん、信号など交通ルールの遵守も基本です。初めて通る道は、「どんなところを走るんだろう?」とワクワクしてきます。
道中では、インスタ映えしそうな景色に遭遇することもあります。どんな場所を走るか、進んでみないと分からない。
いきなり登場した畦道も、風呂ランでは楽しみの1つです。阿部さんも各所で立ち止まり、「走った記念に」と写真を撮っていました。